第7回 漆喰・土壁 技術講習会 好評受付中
5月23日(日)開催 富沢建材株式会社
詳しくは「富沢建材ホームページ 新着情報」 をご覧下さい。
平成22年3月9日より12日までビックサイトに於いて、
毎年恒例のビックイベント、
第16回 建築・建材展が開催されています。
初日の9日にお邪魔してまいりました。
この日は悪天候にも拘わらず、例年通り初日からかなりのお客様で、
建築・建材展の集客力の高さを見せつけられました。
真っ先に今回出展されている漆喰メーカー2社のブースへ伺うと・・・。

先ずは日本プラスター(株)様のブースです。
お客様の対応に追われていますね。

やはり最近の傾向として自然素材、健康志向の漆喰、石灰に、
感心が高まっているのが分かります。

日本プラスター様のカルヌヴォのカラーバリエーションが鮮やかに、
展示ブースを飾っています。
とてもお見事な展示物で人目を惹いていました。

来場者の殆どの方が手で触って質感を確認されていました。

お隣には村樫石灰工業(株)様のブースが展開されています。
村樫社長自らが漆喰の素晴らしさを広める為、説明にあたられていました。

村樫石灰様の今回の目玉、藍の漆喰磨き作品です。
磨きを施工したのは木村左官工業所の木村一幸氏です。
漆喰の文字自体も藍の磨きと調和して、とても格好良く美しく
仕上がっています。
お客様が思わず足を止めて見いっていました。

漆喰とは何か?展示物やパネルを使っての案内はとても解り易く、
来場者の目も楽しませてくれる出来映えです。

右手は京都の しっくい浅原 浅原雄三氏の手による漆喰パネルの作品です。
見事なバリエーションで本物の奥深さを知る事ができました。
両社展示ブースともひっきりなしにお客様が訪れます。
漆喰に対する関心の高さがはっきりと確認出来ました。
このことをしっかりと受け止めて今後の漆喰の普及に、
益々頑張らなければと心に誓った建築・建材展でした。
先ずは取り急ぎのご報告まで。
魅力溢れる左官の美しさを世界に伝える美術仕事人、
晴れやか美術計画 代表 木村謙一氏が驚きの企画で開催する、
連続左官講座のご案内です。
先日ご紹介した東中野 パオ 「キャラバンサライ」 に於いて、
3月から10月まで月に1回、日本を代表する左官職人を招き
聞く人の人生観が変わる左官講座が開催されます。
木村氏は美術家として左官の良さを魅力的に引き出してくれる
晴れやかアーティストです。
その磨き抜かれた感性で左官の素晴らしさをいち早く見抜き、
美術仕事人として左官を世に送り出す仕掛け人です。
さて、今回はどんな仕掛けが待っているのでしょうか?
ご案内
パオ連続講座(8回) 「左官仕事、どろり好奇。」
わかっているようで、実はよく分からない――――のが、左官。
わかり始めると、奥も幅も実に広い――――のが、左官。
規格製品全盛の時代に左官の仕事は減少したが、そんな時代に耐えて
魅力を増してきた――――左官
今回は、「今が旬」のバリバリ優秀な左官職人8名を月に1回、
1人ずつゲストに迎え、お話を聞きます。
ラインナップ・スケジュール
日 程 ゲ ス ト タイトル
3月21日(日) 白石博一(茨城) 「感じる」
内容 北関東の若き実力者・白石氏が左官を基本の4つに分けて解説。
本講座の導入部となる。
4月18日(日) 山本忠和(京都) 「技の数々」
内容 古都京都で多彩な技を習得した山本氏は、若手の育成のも熱心。
技術開発の話しなどもたっぷり。
5月 9日(日) 小沼 充 (東京) 「忍者の磨き」
内容 愛宕の青松寺で大面積の「磨き」を成功させて。左官界をアッと
驚かせた小沼氏。磨きの話を中心に。
6月 6日(日) 小林隆男(滋賀) 「琵琶湖の土の話し」
内容 琵琶湖が地元で、土の研究に熱心な小林氏。
大津磨きの本場には、知らない話がいっぱいある。
7月 4日(日) 松木憲司(三重) 「未定」
内容 相談中
8月22日(日) 挾土秀平(富山) 「この壁は一度限り」
内容 「物語の有る壁」と劇画のような人生で有名な挾土氏。
左官の壁は一度限り、ここにしか存在しない。
9月26日(日) 久住有生(兵庫) 「未定」
内容 相談中
10月24日(日) 西川和也(伊勢) 「未定」
内容 相談中
◎時間は各階とも14:00〜17:00(質疑応答含む)
◎参加費:各回1人2.000円(前売り1.600円・要予約)
◎場所:東京都中野区東中野2−25−6 パオコンパウンド1階「キャラバンサライ」
◎予約は、Eメール:sakan@paoco.jp もしくは FAX:03 3361 2218
◎最新情報はパオのホームページをご確認下さい。
◎パオ ホームページ: http://www.paoco.jp/
ここで木村氏を少しご紹介します。
木村謙一+小沼充 「泥の波が光る」
東中野 PAO Gallery において個展が開かれました。

木村謙一氏
会場に入るとそこには小沼充氏と合作の美術左官の世界が広がっています。

魅力的な輝きを放つ現代大津磨きのオブジェです。

土が持つ強力なエネルギーを存分に発揮している作品です。
木村氏の表現力の素晴らしさをつくづく実感した個展でした。
パオ連続講座が楽しみです。
皆様も是非ご参加下さい。
富沢建材(株) 第7回 土壁・漆喰 技術講習会のご案内です。
5月23日(日) 日本一のカリスマ左官 久住章氏 をお迎えし、
究極 「鏝の話し」 の講習会を開催致します。
久住 章 氏
鏝のことをこれだけ語れる人は他にはいません。
いろいろな鏝の種類や性能、使い方を一日かけて解説していただきます。
素晴らしい久住章氏の鏝ワールドをお楽しみ下さい。
お申し込み等、詳しくは弊社のホームページ
「新着情報 第7回 漆喰・土壁 講習会」 をご覧下さい。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
お問い合わせはお気軽に 富沢建材(株) までどうぞ。
TEL 03 3362 7774
東中野駅近くの 中央アジア料理「パオ・キャラヴァン・サライ」
美味しいお料理には定評があり、尚かつ建物のこだわりも素晴らしく、
特に建築に携わる多くの人々が集うパラダイスです。
そのお店に、とても楽しい心のこもった壁があります。

山手通りに面した入り口とは別の反対側の入り口にその壁が・・・。
施工中にお邪魔して来ました。

オオッ、やってるやってる! わくわくしてくる雰囲気です。

腕をふっているのは安達左官店 女性親方 安達洋子氏です。
真剣に壁と向き合ってますね。

安達さんは久住有生氏のもとで5年間修行を積んで昨年独立しました。
努力家勉強家で材料の配合から色々な仕上げ方まで左官の技を習得し、
各方面で活躍されています。

現場と各地の講習会で学んだ技術を安達風にアレンジして壁に生かします。

「パオ」 のイメージにピッタリの色合いで、内・外壁を決めています。

柱や窓枠にバランス良くお互いに映える仕上げになっていますね。

それぞれの肌を見てみると、

配合された土とワラ、砂の表情がとても上手く出ていると思います。
お店の雰囲気をしっかりと受け止めたとても素敵な仕上がりです。
この他、押さえ込んだ仕上げもあり見る人の目を楽しませてくれます。

安達さんこだわりの配合に使われた材料です。
それぞれの壁に使う材料は全て自分で調合して、
それを塗り付け納得の行く壁に仕上がるまでその行程を繰り返します。
本物を追求して良い物を作ろうとするその姿勢に改めて左官の魅力を
見させていただきました。

こちらも自分で作ったムチ(沖縄漆喰材)で仕上げたオブジェです。
「このムチは自分で作ったんですが、とっても良く出来ました。
仕上がりの肌も良くてとても丈夫で強いです。」
お気に入りの材料で仕上げる作品はなるほどの出来映えです。

修行時代から拝見している安達さんは、いつも笑顔を絶やさずに
キビキビと行動する元気ウーマンです。
左官を思い切り楽しんでいるなって思えるその姿はとても魅力的です。
しかし、一端鏝を握れば真剣な表情に一変!
自分が作る物に心を込めて、ひたすら一所懸命に塗り付ける・・・。
左官に対する深い深い思いが表れる瞬間です。
安達さんの魅力的な塗り壁が増えること間違い無しですね。
安達左官店 安達洋子様
ありがとうございました。
今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。
追伸:皆さんパオへ飲みに行きましょう!!
富沢建材では若い左官職人さんを応援しています。
塗り壁の未来の為に技術習得のお手伝いが出来ればと思っております。
ご相談やお手伝い出来る事がありましたらご連絡下さい。
お待ちしております。
毎月17日午後7時より、東京都左官職組合連合会 青年部
「平成会」の常会が東左職連会議室に於いて開催されています。
2月17日(水)
原田会長のもと毎回多くの会員が集結して様々な議題を協議していきます。
なかでも平成会ならではの行事報告や予定について活発な意見交換が行われ、
その活動の広さと有意義さを伺う事が出来ました。
また、何時もご出席いただく平成会の大先輩 石河指導部長様の
平成会思いのご意見も、若手にとっては大変有り難い励みになる内容です。
ゲストも多くの方がお見えになります。
この日は三重県から蒼築舎(株)松木氏、
愛知県の(有)勇建工業 加村氏がお見えになりました。
その他、建材メーカーの村樫石灰工業(株)様、四国化成工業(株)様、
(株)イケダコーポレーション様、アトピッコハウス(株)様、
そして「タイルの本」編集長 依田様など、
さすが平成会・・・皆さん情報交換にお見えになるんですね。
材料についてもハイレベルな話し合いが行われます。
タイル業界との交流もテーマに取り上げられました。
これは素晴らしい事ですね。
平成会の凄さを改めて思う常会でした。
さて、会議がお開きになりましたが・・・このままでは終わらない平成会です。
場所が変わり更に中身の濃い!? 集中審議が夜更けまで行われたのでした!!
弊社は平成会の皆様に昼も夜も大変お世話になっております。
いつも仲間のようにしてご指導を頂き感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございます。
平成会 万歳!
平成会の益々のご発展を楽しみにしております。
平成22年2月12日(金)・13日(土)
楽しみにしていた 「左官勇士の会」 が、伊勢の地で盛大に開催されました。

今回は地元左官職人さんの「カマド伊勢みがき実演」がテーマです。
西川和也氏、尾崎孝行氏を中心とした実践的かつハイレベルな交流会の始まりです。

山本氏、松木氏、植田氏、有岡氏、荒木氏が見つめる中、
久住氏が仕上げの最終段階に入っています。

伊勢名物 赤福のカマドを長年に渡り磨き続ける尾崎氏のこだわり談議に
聞き入る皆さんです。

西川氏、松木氏の手の動きを、有岡氏、奥田氏、小林氏が見つめます。
伊勢みがきの独特な輝きはとても魅力的ですね。

こちらは、ピカピカに光った黒磨きを完成させた久住誠氏と技術論で盛り上がる
原田氏、岡田氏です。

今回は真壁の講習会でご活躍の先生、宮沢氏がお見えでした。
浅原氏と久し振りの懐かしいご対面です。

若手も頑張っています。
ものつくり大学で同級生の北河原氏と木村氏です。
良きライバルで将来が楽しみなお二人です。

熱き左官談議があちらこちらで花咲ます。

実演終了後、意見交換会が行われました。
主に材料の調合とレンガ積みの工夫等様々な意見が出され、
貴重なデータを集める事ができました。

そしてスペシャルゲスト、横浜国大の池田先生の石灰についての
ありがたい講義を伺う事が出来ました。
今まで石灰の性質に付いて分かっているようでハッキリと理解出来ていなかった
部分をとても解り易く解説して頂きました。
石灰石から生石灰、消石灰の変化や、水硬性石灰の特徴、セメントとの違い、
日本の漆喰、ヨーロッパの石灰文化の比較等、それぞれの長所、短所など
研究結果に基づく、学術レベルでの講義は非常に参考になるものでした。
何か少し頭が良くなった?気がした勉強会でした!
そして、その夜の懇親会は伊勢の名物料理を頂きながら遅くまで盛り上がった
のでした。

快晴の翌朝は皆さんで伊勢神宮に参拝です。
今日も大勢の参拝客で賑わっていますね。

お清めをしていざ神殿へ・・・。

無病息災 商売繁盛 交通安全 合格祈願 ○×▲□♂♀など、
フルコースで拝んだのでした!!

参拝を終え「赤福」さんのカマドを見に本店へお邪魔しました。
いつもお客さんで大賑わいの赤福さんです。

地元の西川氏を中心に多くの左官職人が腕を振るった建物です。

以前もご紹介したオシャレな杯を型取った飾り壁です。

施工にあたっては、植田氏もお手伝いに来られたそうです。

東京の阿嶋氏もその出来映えに賞賛の言葉を贈られていました。

室内の大津壁の見事な仕上がりと色合いに暫し皆さんの目が
釘付けになっていました。

このお店にあるカマドを見学します。

多くのカマドを制作している日本の左官職人を代表する面々が、
実際にカマドを調理の煮炊きに利用しているお店の方に、
その使い具合や熱効率について熱心に質問をしていました。

こちらのカマドは、本日の昼食をいただくことになっている「すし久」さんのものです。
このように、この地域では多くのカマドが実際に業務用として活躍しています。

そしてその殆どが、尾崎氏、西川氏の手により作られたものなんです。

すし久さんの、「てこね寿司」です。
お伊勢参りの後でいただく何と贅沢なお昼でしょうか。
伊勢の豊かさをしみじみと味わったひとときでした。

実に充実した2日間でした。
左官の事を真剣に考え、その発展の為に真剣に取り組む「左官勇士の会」
の皆さんは、カマドの中で燃え盛る炎のように、いや、それ以上に熱い左官愛の
炎を燃え上がらせて2日間の行事を無事終了しました。
これだけのメンバーが揃い左官のことを語り合う機会はなかなかありません。
その内容はどれほど濃くハイレベルなものか・・・大変勉強になりました。
参加させて頂き皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
西川様、尾崎様、伊勢の皆様、大変お世話になりました。
素晴らしい伊勢の「左官勇士の会」でした。
いたれりつくせりの準備はさぞ大変だったと思います。
本当にありがとうございました。
ご指導いただいたことを今後に生かせるよう頑張る所存です。
そしていつの日か恩返しが出来るように精進して参ります。
「左官勇士の会」 万歳!
一草 そこは銀座の粋な和の楽園!
居食全てに こだわりづくし の美食天国!!

その空間は、「石匠 関本昭三」 「忍者左官 小沼充」の究極の技が息吹く、
癒しの和食処です。
御影の渡り石に導かれ奥に進めば・・・。

大津磨きの壁に抱かれるような居心地の良いカウンター席が表れます。
美人女将と虫籠窓(むしこまど)が笑顔でお出迎えです。

小沼氏が気合いを入れて施工した究極の大津磨き壁、土壁、漆喰壁、洗い出しの床・・・。

素晴らしい左官技のオンパレードです。
室内の空気がとても清々しいですね。

これまた小沼氏お得意技の洗い出し仕上げの竈で、
これで炊き出すご飯はとっても美味しいです。
さて、楽しみにしていた女将こだわりのお料理をいただきましょう。
自ら引く包丁に心を込めて作られる一品々は、どれもが感激の美味しさです。
そして、器の懲り方も見逃せません。
お酒は口当たりの優しいにごり酒から始まります。
実はこれが危険なんです。
クイクイいっちゃうんです。
その後はお料理に合ったお薦めの日本酒をいただきます。
お造りも抜群に新鮮です。
どれもが手のこんだ前菜に舌鼓を打っていると、
いよいよメインのお料理が登場です。
鍋好きにはたまらない 「鰤しゃぶ」 です。
どうですかこの切り身の美しい輝き!!
これはそうとう大きい鰤ですね。
冬の醍醐味、絶品鍋です。
そのままお刺身でいく切れかいただきます。
脂がのったプリプリの身は甘くて最高ですね。
その肉厚で大きな一切れを出汁に軽くしゃぶしゃぶとくぐらせ一口頬張ると、
さらに増した寒鰤の身の甘味が口の中一杯に広がります。
思わず唸ってしまう美味しさです。
そして、こちらは金目鯛のしゃぶしゃぶです。
その美しさにうっとり見取れてしまいますね。
それにしてもお見事な包丁さばきで食べるのが勿体ないと思ってしまいます。
さあ、一斉にしゃぶしゃぶ開始。
金目鯛の上品な美味しさが爆発のお鍋です。
最高の状態で味合わせてくれる食べ方で、
素材の良さがしっかりと表れている絶品です。
おおいに食べて飲んで、至福の宴は時間の経つのも忘れてしまいます。
気が付けばほろ酔いで足下がおぼつかなくなりそうな予感!
夢のような見事な居食のコラボに身も心も溶けてしまいそうです。
こうして、銀座の夜は更けていくのでした。
粋な女将のこだわり抜いた一草の世界に 万歳!!
心と胃袋に元気を頂きました。
その優しいお持てなしに心から感謝します。
ありがとうございました。